グーグルやMSNの検索が変わりました 😎

ChatGPTが世間の話題になったことで、グーグル検索やBing(MSN)検索に変化がみられるようになりました。
 従来の回答が見つかりそうなサイトの紹介だけではなく、ズバリ回答を示してくれるようになったことです。Googleでは従来通りのサイト紹介の前へ(上へ)標準的な回答を述べるように変わりました。

MSNでは 右上に左図のアイコンが追加され、クリックするとチャット画面が右サイドバーへ出てきてBingと対話形式で質疑応答が出来ます。
これらはChatGPTの影響であることは間違いなく、便利になりました。
しかし、ネット上からAIが回答に相当するものを集めて返答をすることには変わりがないので、学者や識者の著書内容、もしくは辞書・百科事典などとは違う回答が出てくることには変わりがなく、間違いも多く発生します。

昨日少し意地悪な対談をチャットGPTと交わしましたので紹介しますね。
「質問」アレキサンダー大王が広めたギリシャ文明をなんと言うか? 
「答え」ヘレニズムと言います。
「質問」ギリシャという名前とヘレニズムという言葉の関係は?
「回答」ギリシャ文明のことをヘレニズムと言います。
「質問」ギリシャの国名がヘレンだからヘレニズムじゃないですか?
「回答」ギリシャ国はヘレン国ではありません。
「質問」ギリシャ国の国連名は?
「回答」Hellenic Republic です。
「質問」それを日本語になおすと、 ヘレンの共和国 ではありませんか?
「回答」失礼しました。 ギリシャ国のもともとの名前から 説明しないと ヘレニズム 
    にはならないことを理解しました。説明不足で申し訳ありませんでした。

いじわる質問で困らせてみたのですが、相手はAIなので、なんの感情もないのですが、しかし、謝罪表現があったことに人格を感じて面白いと思いました。

実は同じ質問を MSNのBing Chatでやってみたのですが、Hellenic Repulic をヘレン共和国とは 認識せず ヘレン共和国は存在しません、と 返事してきました。ヘレニズムという言葉の語源につなげることが不可能だったようです。英語で行えば可能だったのでしょう。
この二つの事例を比べると、ChatGPTが人格らしきものを持っている気がするのに対し、MSNのBingChatでは機械的な応答しかできないことに違いを感じました。  

もともと世界の国名についての持論(エッセイ:古代史推論)があるので、いじわる質問を チャットGPTとBingChat 両方を相手に投げかけてみたという小話です(*_*♪。

9月6日追記
なお、ChatGPTにはVoice control機能があるので、インストールしました。マイク入力が可能で日本語に変換されて出てきます。返答は従来どうり文字での回答と、読み上げ回答が同時にあり、文字のやり取りと音声やり取りが同時に行われます。これはキーを打たないで質問ができることにもなり、回答も音声読み上げですので、検索利用者を大幅に拡大し、便利に使えることになります。
教師が居なくてもすべての回答が得られるとすれば、教育の場で問題が起きることは当然でしょう。教育の本質を変える第一歩かもしれません。
pcの文字入力(キー打ちによる)を音声入力とすることは一部だけでしか導入されていなかったことですが、今後は広がってゆくでしょう。
 大げさに言えば世の中を変える第一歩かもしれません。

11月17日追記
チャットGPTをいじめてやりました。
フランスのパリーにシャンゼリゼーという有名な大通りがありますが、名前の由来とその意味について聞いてみました。外字で書くと Champs-Élysées なのです。
Champs(戦いに勝ったナポレオン軍の兵士達、英語ならチャンピオン)がElysees(エリゼー宮殿:ナポレオンの王宮)へ凱旋(勝利した軍隊が帰還する行進)するときの大通り、という意味が理解できるはずですが、AIの悲しさでフランス語・英語などをそのままカタカナ表記することができませんでした。シャンゼリゼの語源を地方名からとって説明してきましたが、文字通りに解釈すれば、凱旋門からエリゼー宮までの大通りで、凱旋行進路だったと理解できるはず。「知りませんでした、ありがとうございます。」とAIから感謝されましたw。

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