バンコク旅行2017年1~2月 ✈

昨年夏に続いて半年ぶりのバンコク旅行ですが、今回は少し贅沢をしようと、ホテルの部屋をグレードアップしてワンベッドグランドスイートという80㎡の部屋を14泊予約して出かけました。フライトはビジネスでしたが、丁度旧正月の時期なので中華圏の客が多くビジネスシートが一杯になりファーストクラスにアップグレードされて往復できるようになったことがラッキー。足を延ばしてゆったりとフライト出来ました。
まずは中部国際空港から出発します。 写真は飛行機の中から。

 ファーストクラスの座席は大きくてゆったりしています。 747ジャンボの場合、エコノミー席は1階ですが、ビジネスとファーストクラスは2階に座席があり、ファーストクラスの座席は20席ほど、操縦席のすぐ後ろのようです。 エコノミー席が一列10人並びに対し、4人並びとなっているので大きな余裕があります。
 飛び始めて高空に上がり飛行姿勢が安定すると飲み物と食事がでます。 私はアルコールをたしなみませんが妻はワインをもらっていました。

 台北で乗り換えてバンコクに到着するのが16時ころ。
相変わらずメーター料金ではなくて600バーツと言ってきますが、高速料金・空港利用料・チップ込の意味で 「All including?」の確認後「O.K.」で契約成立(^^♪。リバーサイド地区なので空港からは最も遠い位置にあるホテルなので、こんなものでしょう。 帰国時にホテルが手配してくれたタクシーは500バーツでしたので、チップ50、空港駐車場利用料(空港で客を待つ時)50と合わせると同額になります。
17時過ぎにセンターポイントホテルに到着し、すぐに部屋へ入る。25階は初めて、大きな部屋でびっくりする。通常のホテルではベッドが大半を占めていますが、リビングスペースやダイニングキッチンが大きくとってあり、バスルームも大きい。 ただし残念なことにシティービューなのでチャオプラヤー川は見えませんでした。 エレベーターは2機ありますが、1~6階はロビンソンデパート、地下はトップス・スーパー 7階から上がホテルです。フロントは一階にありますが、レストラン・プール、ジムなどは7階に集中しており、8階からが宿泊用の部屋、26階が最上階の建物で、我々は25階の部屋が割り当てられました。
25階は4室のみ、全部スイートルームのようです。
  スーツケースを開けて衣類などを収納棚へ片づけるも場所が有り余って困るほど。 一家がここで暮らせるようなスペースがある。キッチンにはレンジ・湯沸かし・調理器具・皿、カップ、ガラス器・スプーン、フォーク類・レンジフードもあり、調理にも便利。ホテル内Wi-Fi完備でパソコンも使えます。

先ずはスーパーリッチで両替、10万円が31,000バーツほどだった。帰ってきてからSwensen’sでアイスクリームデザート、フェリーで渡った対岸側にある、KhoTomという海鮮雑炊などを食べる。

ある一日、王宮近くにあるサランロム公園の散策に出かけました。 バス停の名前をタイ語でプリントアウトして持って行ったのですが車掌が知らなかったのは仕方がないとしても、多くの人に声をかけて調べてくれるという親切さには有難迷惑、勝手に見つけて降りるから結構と言いたくなるほど(^^♪。公園の名前をタイ語で書いていけばよかったと後で知りました。
景色を見ながら「ここらじゃないかな?」と車掌を見ると「ここだ」と合図してくれる。外国人がバスに乗ること自体が珍しいのかも。
公園の様子を画像に撮ったので載せてみます。

このあと同じルートのバスで一度ホテルへ帰り、新鮮なフルーツを求めてオートーコー市場を訪ねます。BTSでサラデーンまで行き、MRT(地下鉄)に乗り換えてカンペンペッド駅まで出かける。 MRTはシニア割引があり、半額となりますので、パスポートを持参している必要がある。
到着したらウイークエンドマーケットは2番出口、オートーコー市場は3番出口というのを覚えておくと便利、すぐ前へ出ます。

マンゴスティンは甘酸っぱいフルーツで果物の女王と言われ、妻の大好物です。ちなみに王様はドリアンだと言う😣。

1月28日(土曜日) 今日は旧正月の元旦です。中華正月を祝う場所の一番は中華街なので、バスで見物にでかけました。ルート1番のバスで中華門を過ぎてから3番目あたりのバス停が中華街の中心地なのでバスを降ります。人でごった返していますが、タイの中華系の人たちの初詣のお寺:龍蓮寺は往路のバス通り ヤワラート 通りではなく、帰りのバス道 チャルンクルン 通りにあるので屋台店でごった返している路地をかき分けて行きます。赤い正月飾りを売る店で一杯。
獅子舞も奉納されておりましたが龍の踊りには出会えませんでした。 下の画像は旧正月の 龍蓮寺 の様子。

 この後中華街一番のお茶屋さん 森興発 へ寄り、中国から輸入された龍珠茉莉花茶を 1Kg 3,500バーツにて購入、和成豊でエッグタルトと胡麻団子を購入してからバスにてホテルへ帰る。
 部屋で一服してから恒例のマッサージショップへ行き、その帰り道にバンラック市場の一角に新たにオープンしたジェラートショップを覗いていたら白人が顔を出して入店を促すので、入ってみる。 Homemade Italian Icecream と書いてあるので、イタリヤ人かと尋ねると オーストリヤ人だといい、イタリヤで修業したことなどを話す。オーストリーのケーキとイタリアのアイスクリームの店として Gelato Finale という屋号で Cafe Vienne (ウィンナコーヒーの店)をやっているとのことなど聞かされ、しばし英語で談笑しました。
下の写真のジェラートが500円ほど、とても美味かった。

気分の良い店なので滞在中なんども訪れることになった。ただ場所がごみごみしたバンラック市場の片隅なので流行るかどうか心配(^^♪。次回訪問時まで支えられるかどうか。

夕食はフェリーで渡ったトンブリ側の Thong Far Thai という家族経営の海鮮タイ料理のレストランへ行ってみました。丁度 Sena Fest の向かい側にあるローカルな食堂です。言葉は全く通じませんが指差しで注文、スパイシーの好みを聞いている様子なのでO.K.と気安く返事。 結果とてもスパイシーで驚く(-_-)。

とてつもなくスパイシーな味付けでしたが材料は新鮮でプリプリ、美味しかった上、値段も良心的で2名分400バーツほど、再度訪ねることになる。
もう一軒の海鮮雑炊の店も良かったことを考え合わせると、いろんなガイドブックに出ている有名店より、地元の人に愛されているこれらのローカル食堂にこそ、タイ料理の神髄があるように感じられます。
トンブリ側よりフェリーで帰った後タクシン橋の上へあがって夜景を写真に撮りました。

夜景写真は光量が不足して手持ちでは難しく、なかなか良い写真は撮れませんが、別の機会の昼間に橋の上から写した画像が右のものです。
この地区はリバーサイドと言って5つ星の有名ホテルが並んでいます。
橋の上から見て右手前から シャングリラ、 マンダリンオリエンタル、 シェラトン 左側手前から ペニンシュラ、 ヒルトン と有名どころが立地しています。

1月29日(日曜日)
今日は朝食後の散歩も桟橋のボート発着を見るだけとして休息の日としました。ルームクリーニングの時はプールサイドへ避難し、昼になったのでマンダリンオリエンタルホテルへアフタヌーンティーに行こうとホテルレセプションから電話させたら満席だという(-_-)。 仕様がないので夕方まで部屋でのんびりと過ごす。
夕方になったのでホテルからタクシーを呼んで ネットで調べておいた Harmonique というレストランを訪ねるも閉店している。正月休みらしい。
やむを得ずそのままバスに乗って中華街へ向かい、初めて スカラ へ入る。 看板には漢字で 銀都魚翅と書いてあります。スカラが銀都 フカヒレが魚翅 ということですね。 バンコクチャイナタウンのフカヒレでは和成豊と並ぶ有名店です。 大きな店なのですぐに席に就けました。
500バーツのフカヒレと海老のから揚げ、蟹チャーハン、胡麻団子とヤングココナツを注文しました。

海老が少々高かったようですがフカヒレは美味かった。アルコールを飲まないので飲み物はヤシの実ジュースに限る(^^♪。 大きなヤシの実に1リットル近いジュースが詰まっています。現地の人はジュースの周りについている果肉も食べるようですがスプーンですくって口に入れても青臭いだけで美味くありませんので、我々はジュースを飲むだけです。この店では80バーツぐらいでしょうか。
 食事に満足してバスでホテルへ帰りました。

1月31日(火曜日)

新しい交通システムの BRT(バス ラピッド トランジット) と言う専用レーンを走り、プラットフォームから乗り降りするシステムのバスが出来たので、それを利用して Makro という会員制の量販店へ行ってみました。日本のCostcoはアメリカ資本ですが、こちらはオランダ系だという。
BTSからの乗換駅チャンノンシーで駅員にMakroへ行きたいというと3つ目だというので、3つ目の停車駅まで切符を買って乗車。
えらく長距離を歩いて到着する。それも案内とは逆方向(-_-)、後に分かったことは出発駅を含めて3つ目の駅らしい。スタートしてからは2つ目にあたる、この辺はタイでの数え方なのでしょうね(^^♪。遠い駅で降りたので帰りはタクシーにしてホテルへ帰る。次回行くときは2つ目の停車駅と覚えました(^^♪。

夕食は先日空振りだった Harmonique を訪ねる。場所はタクシーで訪ねたことからわかっていたので今回はバスで行く。
隠れ家のようなレストランで白人客が多い店。ネットで調べていたのでオーダーもスムーズ(^^♪。なかなかの味で美味かった上、古民家改造の雰囲気が良い店だった。

ホテルへの帰路、バス停へ向かって歩いているとき、ワイフが目に止めた銀のアクセサリーの店へ寄って、チベットから取り寄せたという銀とトルコ石を組み合わせたネックレスとペンダントを購入。7,000円ほどでした。

第8日 2月 1日(水曜日)
今日はチャオプラヤーエキスプレスボートプラアーティット桟橋までいってバックパッカーの聖地と言われる Khaosan (カオサン)通りを歩いてみました。500バーツ程度(1,700円)で宿泊できる安宿や安い食堂、お土産売りの屋台などがひしめき合っている通りには、多くの白人(タイではファランと呼ばれる)がうろついていました。昔よく訪ねたプーケットなどの雰囲気が感じられます。  カフェでお茶を飲んで帰りました。昼間の街歩きでは日焼け防止の意味もあり、長袖の薄いブルゾンを持って行ったので着用しました。

食は前回発見した地元の中華料理の店・盛悦飯店で海老団子の餡かけ、手羽先の料理、チャーハンなどを食べる。 この店はとても美味しい。

第9日 2月 2日(木曜日)
朝食後の散歩の前にホテルのフロントから マンダリンオリエンタルホテル(バンコク最高級ホテル)のアフタヌーンティーを予約する。有名なオーサーズ・ラウンジに席を取ってもらうも、話がスムーズにいかないので自分が替わって話をする。Author’s Lounge という有名なラウンジの窓際席を取る。
11時過ぎのホテルを出てサトーン桟橋で オリエンタルホテルのシャトルボートを待つと間もなく到着、恭しく迎えられてホテルへ向かう。
勿論陸から入る入口が正式のロビーですが、川側の桟橋からも直結しており、三島由紀夫が暁の寺を執筆するために利用したことやサマセットモームが著作のために利用した場所として有名ですが、訪れるのは初めて。黒服ネクタイのフロントマンに桟橋で迎えられて満足するもオーサーズラウンジでのアフタヌーンティーは一人5,000円以上で随分と高い(*_*♪。 有名レストランのディナー以上でした。

第10日 2月 3日(金曜日)
暗くなってきてからナイトマーケットの アジアティーク ザ リバーフロント へ出かける。 サトーン桟橋から出ている無料のシャトルボートを利用して向かいます。以前一度行きましたので2度目になります。
遠くからも見える大観覧車が目立つので、一度乗ってみたいと思っていたので訪れると、待たないですぐに乗れそうでしたのでチケットを買う。
1回の乗車券が1名300バーツで2周、一番高い位置で60mだという。ライトアップされている観覧車の一つ一つのゴンドラが8人乗りの大きさがあるので、規模の大きさが想像できると思う。こちらはあまり混んでいなかったせいか、我々夫婦は2人だけでゴンドラを占有できました。
8人乗りというゴンドラに2人だけで出発、2周で10分ほどの空の旅を楽しみました。

第11日 2月 4日(土曜日)
新交通システムの BRT(バスラピッドトランジット)を始発から終点までチャオプラヤー川を越えて乗ってみようと出かけました。
BTS(スカイトレイン)にて チョンノンシー まで出かけ BRTに乗り換えて終点のタラートプルまで、チャオプラヤー川を越えていきます。
快適な市内観光のようなもの(*_*♪、1名わずか10バーツ(32円ほど)。終点はBTSの駅と連携しているので、高架鉄道を探せば簡単。
随分と田舎の方らしく見どころもなさそうなのでそのままBTSに乗り換えて帰ることにしました。
 午後は ペニンシュラーホテル(バンコク2番目の格式のホテル) へコーヒーとケーキに出かける。先日訪ねたマンダリンオリエンタルとの比較も楽しみです。
 優雅な専用シャトルボートを利用し、豪華な気分を味わおうと出かけるも、往路のシャトルボートで現地で買ったパナマ帽を飛ばして川へ流してしまったのが失敗でした(-_-)。

ペニンシュラのお茶代は5,000円ほどで、オリエンタルの半額程度で、スイーツが良かった。
専用のシャトルボートの送迎付きだと考えれば、値段が高いのは当たり前としよう。

この日の夕食は2度目となるハーモニックへ行きました。

帰路に 、再度チベットの銀製品の店でペンダントを3個購入、500バーツと安い。
ホテル到着のまえにジェラートの店でアイスクリームを食べてからホテルへ帰る。

第12日 2月 5日(日曜日)
朝食後に、ホテル近くの船をかたどった寺院 ワットヤンナワー を散策し、チャオプラヤー川に張り出して作られた東屋で、魚に餌やリをしました。
食パンをちぎって投げる人もいましたが、ナマズや鯉科の魚などが盛り上がるほど寄ってきて餌を食べるのは壮観です。
仏教国として殺生を忌むので、魚釣りも少なく、川は魚で溢れている様子。

第13日 2月 6日(月曜日)
昼は3番目の5つ星の ヒルトンホテル へコーヒーに出かける。他と同じように専用のシャトルボートを運用しているので利用。
ホテルのメインレストランは昼食用のビュッフェを用意していたのでパスし、カフェへ入ってコーヒーと紅茶及びケーキを注文し、川面を眺めながらゆったりと過ごす。ちなみにヒルトンの対岸がわはシェラトンホテルです。

これで、リバーサイドの高級ホテルのティータイムを3つ経験しました。高級感はオリエンタルがトップ、次いでペニンシュラーでしょうか、ヒルトンは少し落ちるように感じました。勿論宿泊しているセンターポイントのアフタヌーンティーも経験しましたが、4つ星ホテルで格が落ちるので比較になりませんが、値段は半額以下なので、比較するべきではないでしょう😅

夕刻になったので、ネットで調べておいたチムチュム鍋料理の店 イサーンロムエン レストランへ出かける。
BTSの戦勝記念塔駅の近くにあり、チムチュムという土鍋で食べる料理で有名な店です。 炭火コンロに土鍋でシャブシャブのように食べる料理でタイ北方のイサーン地方の食べ物だという。最初に経験したのはロビンソンデパート裏の屋台街で味わったのが最初でしたが、専門のレストランで食べてみたいと調べて訪ねました。
最初に肉と卵を混ぜてから鍋に入れる方式らしく、店員がそのように指導する。 あっさりとした味がシャブシャブだと断じているとごってりとした味のチムチュムは美味くない。タレはタイスキと同じような甘辛いタレでしたが卵をまぶした肉とは合わない感じがします。
野菜も沢山出ましたがMKなどのタイスキの方が美味しいと感じます。

第14日 2月 7日(火曜日)
今日は最終滞在日、中心部のサイアム駅でパラゴン デパート を覗きに行く。大きな水族館をやっているのが売り物になっている。
あちこち見て歩くも特に買うものも無く、帰る途中でマクロへ寄ろうと、チョンノンシーでBRTに乗り換え。今度は二つ目で降りる。前回は3つ目まで行ったのでかなり歩きましたが、今回はすぐ前方にマクロが見える。 お土産などを補充して昼頃ホテルへ帰り、その足でロビンソンの地下にある MKレストラン へタイスキを食べに行く。
今回初めてのタイスキです。タイ各地に多くの支店を持つタイ有数のレストランチェーンです。 昨日のチムチュムが口に合わなかったのですが、ここは食べなれた味でいつものように美味い。
   
 午後は部屋で荷造りなどして時間を過ごし、予算が余っているということでフカヒレの高いやつを食べに行こうと中華街へ出向き、スカラレストランへ行き、3,000バーツもするフカヒレや、燕の巣のスープなどをオーダー、蟹チャーハンに胡麻団子、ココナツなどの夕食を摂る。

タイでは数珠の花飾りを露店で売られています。車や部屋の中に毎日交換して飾るのが習慣になっているようです。

第15日 2月 8日(水曜日)
今日は日本へ向けて出発です。ホテルでの朝食はパスし、空港のラウンジで頂くことにしてチェックアウトします。
チェックインの時に行ったクレディットカードのデポジットを返却してもらいタクシーを呼んでもらって空港へ行く。ホテルでメーターではなくて500バーツの契約でと要請され請ける(往路が600だったので)。メーターでは行ってくれない様子(-_-)空港でスーツケースを下ろしてくれたのでチップを50渡すと大変喜んでくれた(^^♪。
 空港の中華航空ラウンジでは食べ物は少なかったのでお茶とスナックですごす。飛行機の中ですぐに食事が出るのであまり食べないのが良い。 フライトはファーストクラスの座席が宛がわれて往路と合わせて今回は非常にラッキーでした。ビジネス席でも十分広いのですが、ファーストクラスはまた特別です。
まずまずの食事のサービスもあり、その後ゆったりと寝っ転がってうとうとしているうちに台北につき乗り換えてセントレアに着きました。
飛行機の機内食はビジネスクラスですので、なかなかの献立。セントレアではでした イルミネーションが綺麗でした。     ↓

セントレア空港に駐車していた車で、無事帰宅しました。           完