海外旅行で感じたアレコレ ✈

(1)台湾
台湾は親しみやすい国で対日感情も良く、楽しく滞在ができるところです。  ご存じのように中国人の国で、漢字が国の言葉として使われています。  日本のようなカタカナ、ひらがながなく、すべて漢字で表すので意味不明の外来語も多くあり、看板を見て歩くだけでも面白いです。
  *大飯店・大酒店   ホテル(香港系が酒店)(大が付かない場合は 料亭)
  *全家便利商店    ファミリーマート  
  *麥當勞       マクドナルド
  *三明治       サンドイッチ
  * 刷刷鍋        シャブシャブ
  *木瓜        パパイア
  *地瓜        さつま芋
  *豆花        すくい豆腐 (デザート:小豆汁、黒糖汁に入れる)
  *豆腐 (臭豆腐)  文字通り豆腐が腐ったもの。油で揚げて食べる。臭い(-_-)

 など、わかるような気もするもの、全く想像がつかないものもあり楽しいです。 
 本来の漢字が持っている意味をあらわすものは、ほぼ同じで旧字と略字と言うだけの違いですが、外来語の当て字は、中国風の発音により当て字が振られているので意味不明が多い。 フルーツの名前などは日本ではカタカナ表示がおおく、マンゴはどういう漢字で書くのかも知らない。すべて漢字で表す国ですので、先方は同じ漢字を使う国として親しみを持ってくれますが、筆談も通じません、、というか 我々が漢字を知らないのです。ティーシャツを漢字だけで書けますか(^^♪
 台湾でも外来語が多く使われますが、使われている当て字が読めないのです。 全家便利商店 の ファミリーマートは 漢字の持つ 意味で当て字がされていますが、 麥當勞 =マクドナルド は 漢字の発音で当て字されている。日本では 駅 といえば鉄道で、バスの場合は 停留所 と違う文字を当てますが、台湾では、自動車の給油所をふくめて、すべて  という漢字を当てます。英語でいうステイションですね。駅馬車の駅から始まったという歴史を持ち、鉄道・自動車の停車場などの共通の言葉がステイションであり、駅と訳されますが、中国語では站です。 ガソリンスタンドは 加油站になります。 日本語だけがケースごとに使い分けをする複雑な言語ということになります。
ま、そういいながら台湾旅行を楽しんでいます。

 下の写真は有名な圓山大飯店(グランドホテル)のロビーですが、2階にある金龍餐寵というレストランで、飲茶ランチを楽しむのが豪華な気分を味わえる最高の贅沢(^^♪。

写真は台湾を代表する豪華ホテル圓山大飯店のロビー風景
金龍餐寵 窓際席を予約して訪れるのが良い。

 又、高い山地が多い台湾では、お茶の生産でも有名です、中国の烏龍茶のような茶色い色ではなく、黄色の水色が出る凍頂烏龍茶というのが代表です。阿里山などの高い土地で取れる茶が高級品とされ、素晴らしい香りと味がします。 苦味、渋みは少なくて、一度良いお茶に出会うと魅了されます。

九分の阿妹茶楼で高山茶を飲む

 台北市内は電柱はなく、電線はすべて地下に埋められ、すっきりとした近代的な大都会ですが、屋台街のような庶民向けのショッピングゾーン・食事処は至る所にあり、衛生状態もそれほど悪くなく、楽しく利用することが出来ます。
   
 交通は地下鉄が網の目のように作られており、南北線が3本、東西線も3本、市外へ向かう外周線もあり、悠遊カードというプリペイド方式の共通カードを利用すれば、小銭で自動切符売り場を利用する事に比べ格段に便利。地下鉄・バス・コンビニでの買い物などに使え、タクシーを利用しなくてもほとんどの場所を訪ねられます。

雙連朝市

(2)ハワイ
ハワイへは10度ほど訪れ、楽しいバケーションを楽しみました。 日本人の訪問客が抜群に多く、いろいろな意味で親しみやすい観光地です。ホテルも比較的安く、台湾やシンガポールなどと変わりません。物価も観光地の割には安く、食べ物も困りません。 日本料理・中国料理・韓国料理・ベトナム料理など各国から来た移民の人たちが居ついて店をやっているので、いろいろな国の料理が楽しめます。ハワイ料理のポキなどや、養殖アワビもすごく美味しい。
      
この写真はKCCファーマーズマーケットで食べた焼きアワビです、2個が一人前で6ドルでした。ブルーハワイで有名なエルビスプレスリーの銅像がある、ニールズ・ブレイズデル・センターのファーマーズマーケットでは少し小ぶりのアワビが3個で7ドルだった記憶がある。
 グルメはアメリカンやハワイアンは美味しくありませんが、アラモアナ周辺の韓国料理やチャイナタウンの中華料理が美味しくて、何度も通いました。

 ホノルルは、空気が綺麗で、さわやかなことは世界一と言っても良いほど、海も綺麗です。
 虹が綺麗で毎日のように見ることが出来ます。(ハワイの自動車のナンバープレートには虹が描かれており、HAWAIIの文字と並んでALOHA STATE(アロハ州)と書かれており、アメリカの州名に愛称(ニックネーム)があることを知らせてくれます。 下のナンバープレートは 退役軍人専用の物らしい。
中と右の画像はホテルの窓から撮った虹の写真です。
 

 又、ショッピング天国ですから買い物旅行も楽しめます。アラモアナ・センターやウォルマートなどがあり、バスで少し移動すれば 大型のアウトレットセンターもあり、Costcoは2つもあります。日本進出前から、ハワイカイや、イビレイのコスコを利用していました。なんでも安く手に入ります。牛革の靴やバックスキンのスニーカーなどは、日本と比べて、驚くほど安価です。シャツ、ジーンズなども日本よりもかなり安く購入できます。

下の写真はエアスピードとコンバースのスニーカー、トムマッキャンの革靴ですが、2010年に購入したもので、スニーカーは2足ともに現役で働いてくれています。トムマッキャンは普段履きで活用したので、5-6年で退役しました(^^♪。

 自然保護に熱心な国ですので、公園や植物園、森林ツアーなどで、自然を満喫することや、ワイキキビーチやハナウマ湾でのスイミングやシュノーケリングなど、楽しいアクティビティも満喫できます。 
ハナウマビーチへ入るには事前に自然保護の教育を15分ほど受けなければ入場できませんし、水以外の飲食・ゴミ捨て・喫煙などは禁止です。
 山岳・森林ツアーは、資格を持ったガイドの帯同が必須なので、ツアー会社が開催する団体に参加して行くのが良いようです。ハナウマビーチヘシュノーケリングを楽しみに何度か訪れました。また、マノア滝とワイメア渓谷を訪ねる森林ツアーに2度参加しました。

 

ハワイで最も美しい風景と言われるハナウマ湾ビーチ

ホノルルでは、ハイビスカス・プルメリア・レインボウシャワーなどの花がとても綺麗です。

ハワイでは街路樹にも使われ、公園などにも沢山植えてあります。

ホノルルの市内交通は、The Bus という公共バスが走り回っているので、市民も観光客も同じように利用できます、島内一律料金なので利用しやすく大変便利です。一定時間内の乗り換えは無料なので、降りるとき、乗換券(トランスファーチケット)を貰っておけば、島内一周や往復にも使えます。
 なお、ハワイ(だけではなく、外国ではほぼ同じ)では歩行者用信号の青時間が極めて短く、信号が変わると同時に進入した人が渡りきらないうちに赤信号に変わり、後続歩行者の侵入をストップします。 次の青信号に変わるまで待て!なのでしょう。 自動車のスムーズな進行を第一に考えた信号管理です。交差する車線から自動車が左右折して侵入してきた時に歩行者優先で、自動車が進めない時間を軽減し、優れていると感じます。 日本で歩行者用信号で車をストップした時に、歩行者が通り過ぎて、付近に全く歩行者の姿が見えないのにも関わらず、長時間、赤信号で車をストップさせている日本の警察に見せてやりたいものです。 

The Bus 車椅子が人助け無しで乗り込めるよう、鉄製のスロープが出てきて乗りこめるように作られており、自転車はフロントのフックに引っ掛けるような形で積んでくれます。 さすが! アメリカ!!  ワイキキからアラモアナ、ダウンタウン、チャイナタウン方面へ向かうには必須の公共交通です。

3)
毎年訪れているタイは、バンコク、プーケット、チェンマイ、サムイ島など、多くの観光地があり、それぞれ何度も訪れており、トップクラスの 旅行先 です。
 政治はあまり安定していませんが、観光立国を政策に取り上げているのでまずまず安全です。
 仏教国としても有名で、金ぴかの寺院がいたるところにあります。

タイの寺院で見かけた黄金佛

海外で目につくタクシーの車種については、アジアではすべてと言ってよいほどトヨタ製です。台湾ではカムリ、シンガポールではクラウン、 タイではカローラです。 トヨタのカムリは高級乗用車としてタイの社用車によく使われています。
 タイ料理はスパイシーですが、塩気はすくなく、健康食です。慣れたらとても美味しいです。麺類には米粉が用いられます。海老や蟹の料理が比較的安く食べられるのもタイの良いところです。 蟹チャーハンが絶品で、選択に迷ったときには、最も無難で美味しいタイ料理の定番。蟹の身がごろごろ入ってます。
 ホテルの料金が安いのも特徴でしょうか、台湾の半額ほどです。いつも利用しているリバーサイドのホテルは、部屋の広さが60平方メートルもあり、ダイニングキッチンがついていて、大きなガーデンテラスのついた部屋を、2名朝食付で、一泊 13,000円ほどで利用しています。 住んでいるマンションよりも広く、洗濯機も付いているので長期滞在にも便利です。
 バンコク市内の中心を南北にうねりながら縦断するチャオプラヤーを挟んで市内には運河が一杯あり、運河水運の都とされていましたが、陸上交通の発達により大半の運河は暗渠となってしまい、大きな道路に変化していますが、まだまだ運河水運が庶民の移動手段として存在しています。利用料金はべらぼうに安く50円ほどでどこへでも行けます。

 勿論チャオプラヤー川には、エクスプレスボートという、高速水上バスが走り回っており、信号無し・交差点無しの水上を100人ほどの客を乗せて高速でぶっ飛ばしています。又、チャオプラヤー川の両岸は大型の有名ホテルが並び立ち、ウォーターフロントのリゾート地区ともなっています。 又、大きな川なので橋は少なくいたるところで渡し船が営業しており、20円ほどですので、多くの人たちが利用しています

バンコク市内を東西へ横切るセンセーブ運河ボートです。
以前より浄化されており臭い匂いはなくなっています。
チャオプラヤーエクスプレスボート 

 珍しいので水上交通を取り上げましたが、市内交通の主力はBTS(スカイトレイン)と呼ばれる高架鉄道と、MRT(メトロ)と名付けられた、地下鉄の組み合わせ、並びに市内バスで網の目の様に路線図が組み合わさって、タクシーを利用しなくてもどこにでも出かけられ、運賃は50円程度とべらぼうに安いのが特徴です。

ゴルデンシャワー タイの国花

上の黄色の藤の様に垂れ下がって咲く花は、タイの国の花で、英語名ではゴールデンシャワーと言います。ハワイのレイボーシャワーと同種ですが、タイでは黄色の花のみ。ハワイでは、ピンク色、白色、黄色の交配種がレインボウシャワーと言う名前で呼ばれています。

とりあえず思いつくままに書きました、秋になったら、また台湾へ出かける予定です。

(4)
旅行の目的も始めた当初は観光とシュノーケリングなどのマリンアクティビティー目的が主体で、プーケット・ハワイ・オーストラリア・サムイなどを訪ねましたが、年齢重ねるごとにマリンスポーツはやめて、のんびりとホリデイを過ごす滞在型旅行に変わっていき、台北やバンコクなどの都会へ旅行になっています。

(5)海外で使う言語について
多くのひとが言葉について心配しますが、英語を仕事でも使い慣れていたので、リタイヤ後は早速英語圏のハワイとオーストラリアへ旅行へ出かけました。数度の旅行をした後で、良く反省してみると、英語での会話を1週間程度の滞在で何度使ったのか? ほとんど指差しで済んでいるのに気が付きます。
 以後、台湾、バンコク、チェンマイ、プーケット、サムイなど、タイ各地、マレーシア・シンガポール等の東南アジア諸国、ハワイ、ケアンズなど、どこへでも自由に出かけ、出来るだけバスを利用するよう心掛けて、現地の大衆に混じって過ごす海外旅行をしています。団体旅行で日本人だけのグループで旅行することはしませんが、日本語で、「これ二つください」と言って指差して、2本指を立てれば世界中で通じます。 タイのバス料金なら、指を2本立てて(2人分)20バーツ札(70円ほど)を出せば切符2枚とつり銭が返ってきます(^^♪。
 全て慣れることが肝心であり、空港からホテルまでの移動にもいくつか方法がありますが一度苦労をして理解すれば世界中同じことなのです。心配していたら何時までも何もできず、団体旅行に参加してついて回るだけの旅行になってしまいます。