不思議体験 ⁉

世の中では科学で証明されていない不思議な話が沢山存在します。

信じない人が大半ですし、自分が見たわけでなし、学者の証明もなしで、信じろというほうが無理かもしれません。

UFOの話、霊魂に関わる話、古代史に関わる謎など、沢山有る中で比較的信じられやすい話にプロスポーツの世界で優れた選手が特殊な発言をすることが偶にニュースで紹介されることが有ります。
 プロ 野球の打者が「今日は球が良く見えた、球が止まって見えた」等や、プロゴルファーが「パターのラインが良く見えた」ということを聞きます。

実際には150km近い速球が目の前のベース盤の上付近1mを通過する時間はわずか0.02秒~0.03秒ですから普通では横から見たら目に見えませんし、私も中学校で野球をやっていたので良く判ります。ところがこのボールが見えるというわけです。ボールが見えれば打ってヒットにすることも容易です。

又ゴルフの経験も人一倍ありますが、傾斜したグリーンでどこへどのくらいの力で転
がせばカップに寄ってくれるのか大いに悩みます。このラインが見えていれば後は力加減だけになりカップインの可能性がうんと高くなります。

これらに代表されるように人は精神を集中したときには、科学的には証明されていないような不思議な力が出せるということを私自身が実体験として何度か経験しました。

「火事場の馬鹿力」などという言葉もありますが、たとえ話ではなく実際にあることだと、私の体験からも信じています。

前置きはさておき

こうした不思議な体験を経験順に書き記してみました。

1.中学校の1年のときにクラス対抗の野球大会があり、1~3年共に13級ずつあり、
  同じ級の生徒が学年ごとに3人ずつ選ばれてでるという、野球の試合に出たときのこ
  とです。3年生のピッチャーの球が速くて全く目に見えません。2打席3振で3打席目
  だったのですが、負けるものかという気持ちを込めたら球が少しずつ見えるようにな
  り、3球目ぐらいには目の前に球が止まっている様に見えたので思い切って引っぱた
  きました。ボールが半分ぐらいに潰れてバットが食い込んでいるのまで目に焼きつい
  ています。打球は大飛球となって、レフトの頭上を遥かに越えてワンバウンドでグラ
  ウンドの場外へと消えていきました。
   つい勢いづいて、ホームまで駆け込んだら、ワンバウンドでの場外だから3塁打だ
  としてサードまで戻されてしまった経緯があります。
    動体視力が一気に数倍になったとでも言いましょうか(^^♪。
   錯覚では打てません、そこにボールがあったから思い切って叩けたのです。

2.車の運転免許を取立てで、レンタカーを借りて友人3人を乗せて遠乗りに出かけた時
  の話です。昭和の41年~42年ごろ私が25歳ぐらいだったと思います。

 岡崎方面から名古屋へ向かって国道一号線を走っておりましたが、当時はまだ車は
  少なく80kmぐらいの速度で飛ばしておりました。
    とある農道のような小さな交差する道路を左側から一台のタクシーが一号線へ接近
  しているのは確認していましたが、こちらが優先道路であり、当然いったん停止して
  私 が通り過ぎてから侵入するものと思っていたところ、気が付かなかったのか10-
  20m位の目の前に飛び出してきて、そこで私に気づき加速して出て行けば未だ良し
  なのですが、急ブレーキを踏んで道をふさいだ形で停車してしまったのです。
  びっくりしました、目に前に障害物が飛び出して来たうえで、急ブレーキで止まって
  いると言う現象、まさにぶつかってくれと言わんばかりの様子に出くわしたのです。
  思わず急ブレーキを踏んで右へ少しハンドルを切ったのでしょうね、車はつんのめっ
  たような状態になり、荷重は前方に寄り、後輪は浮き上がった状態で、左方向へ尻振
  りが始まり、左側面から相手にぶつかってしまうという局面でした。
  これではいけないとブレーキから右足を外し、アクセルへ載せ変えて思いっきり踏み
  つけました。加速すれば荷重が後輪へ架かり尻振りが止まると同時に車輪のロック状
  態が解放されハンドルが利く様になります。
  衝突を避けて飛び出した反対車線には、対向車の代わりに自転車が2台並行して走っ
  てきており、左向きにハンドルきり変えれませんので、右側車線の路肩まで直進し
  て、2台の自転車の更に右を回りこんで迂回してから左車線へ戻りましたが、この間
  数回のスピンに近いような蛇行を繰り返し、良くぞ事故らずに済んだものと思います
  が、同乗者3人は一様に一度はタクシーにぶつかると目を閉じ、次は自転車を跳ねた
  と目を閉じ、3度目は向こう側の田んぼへ突っ込んだと目を閉じたけど、無事に走っ
  ているのが信じられないと言われました。
   ブレーキを踏み、車の横滑りを感じて、アクセルに踏み変え、加速して尻振りを
  止めて対向車線へ迂回するまでに1~2秒足らずの時間しかないのです。さらに右車
  線で自転車を回避して左側車線にに蛇行を繰り返しながら戻るまでにわずか1-2秒で
  す。こうした瞬間としか思えない時間に、ブレーキではぶつかると判断し、アクセル
  ペダルへ踏み変えて後輪へ荷重をかけることで尻振りを止めてからハンドル操作で衝
  突を回避するという判断が出来ることが信じられないと思われます。(時速80kmで
  は1秒で22m進みます。)
  ところが私の頭の中では十分な時間が有ったのです。ブレーキを踏んで車が尻を左へ
  振り始めた瞬間に、アクセルを踏んで加速することで荷重を後輪に架けることだと判
  断して、アクセルを吹かしてからハンドル操作で衝突回避の操作をする思いに至るま
  でに、十分に考える時間が有り、ぶつかる寸前にアクセルを吹かして加速行為を意識
  して行うことが出来たのです。
   なお、2度の急ハンドルでスピンを起し掛けているのをカウンターステアリング
  で、修正しながら正常レーンへ戻ると言う神業的な行為でもあったのです。
  言ってみれば頭脳が一瞬に高速側に切り替わり、1秒が1分に引き伸ばされたという
  ことでしょうか。普通のパソコンが一瞬でスーパーコンピューターに切り替わったわ
  けです。
  なお、免許取立てでありこうした高度な運転テクニックを学んだ経歴もないのにこう
  した操作が出来たこと自体が不思議です。高度な運転テクニックを身につけたプロの
  レーシングドライバーにしか対処出来ない筈なのです。

  この話は誰に説明しても信じてもらえませんが、同じような経験をスキーに行った時
  にも経験しました。次に記して見ます。

3.車を持つようになってから、スキーに夢中になり、よく車で長野へ出かけました。
  当時は中央高速道などはなくて19号線を走ってゆくのですが、雪の峠道で尻振りを
  起したのを立直し、立直ししながら爆走(暴走では有りません)をしたものです。
  ところどころ雪のある19号線を名古屋から長野まで320kを4時間ほどで走りぬい
  たこともあります。一番強く思い出すのが、乗鞍高原でのスキーの帰りに、本来松本
  へ出るのですが、19号線の混雑を避けるために野麦峠方面への迂回路を通って薮原
  へ抜ける裏道を通ったときのことです。
  長い下り坂が終わってT字路を右折するコースをエンジンブレーキで雪道を下って行
  き、いざ右折しようと右へハンドルを切ったのですがそのまま直進してゆきます。慌
  てました、いわゆるパニック状態で、ブレーキを踏んだらそのまま直進して崖から転
  落してしまいます。
  後輪でエンジンブレーキを架けながら坂道を下っているときは車の前部のエンジンが
  錘となって車を坂道の下へ向かって引っ張る慣性が付いており、前輪のタイヤが方向
  を変えても錘が引っ張っている方向(直進方向)へ雪を押し分けたまま進むのです。
  はてどうしたものか?と考えて導き出した結論が「アクセルを吹かせ」でした。
  後輪が加速することで、前輪が横向いていることが抵抗となり、尻振りが起こるので
  す。
  チョンとアクセルを踏んだ一瞬、車の向きが90度横向きとなり、T字路を右折して行
  けたのです。山道を下っていって周回道路へ右折して入るときにスリップして止まら
  ず曲がらずで崖を飛び出す寸前にアクセルを踏んで加速行為を行ったわけです。
  おそらくこれらを考えて判断する時間は地球時間では1秒も無い筈ですが、私には十
  分な時間が有り、一度もブレーキに足をかけていません。
  こうした対処法はゆっくりと時間を掛けて考えてみるとまさにそれしかないという唯
  一正しい方法なのですが、只の素人ドライバーにしか過ぎない私がそれを行えた事が
  不思議です。

  2、と3、の体験は本来私自身が試したり経験したりしたことが無い筈の、これしか
  ないという究極の運転テクニックをパニック時に発揮して危機を回避した体験として
  鮮やかに記憶に刻まれております。
  危機一髪の衝突の寸前にアクセルを踏むことを、一般のドライバーが出来るとは思わ
  れません。ブレーキを踏んでいたら、クラッシュしていたでしょうね。

   なお、この経験は一定の限界内での事故回避経験であり、限界を超えていたため回
  避できなかった経験も自損事故として2度ほど経験したこともあります。
  F1 レーサーの アイルトン・セナは一瞬の判断を誤り命を落としましたが、彼ら
  のように実戦経験から瞬間的な行動を身体が覚えているということとは全く違う不思
  議体験だったと思っています。
  
4.次はゴルフにおける同じような経験です。
  サラリーマンゴルファーに過ぎない私でしたが、役職になった36歳ごろから練習を
  始めて、一時は熱中して夢中になっていた時代があります。中年になってから始めた
  サラリーマンゴルフで70台を3回記録しましたので上達が早かった方だと思います。

  多治見CCの10番ホールでの経験ですが、ティーショットを左の山裾に打ち込んでし
  まい、グリーン方向へはボールを打てない位置に止まっていました。素人の癖にプロ
  のようなつもりでインテンショナルフックボールを左側の山裾から右方向へ打ち出し
  たところ、思い描いたとおりに急激に左へカーブして見えていないグリーン方向へボ
  ールが向かったので「しめしめ」と駆け出したところ、「入ったぞ~~」という声が
  聞こえ、びっくりすると同時に「やったね」という笑みが出たものです。PAR4を2
  打であがりましたからイーグルです。プロゴルファーでも意識してフックボールを打
  ち、ブラインドになって見えないグリーンへボールを乗せる事は大変な技であり、さ
  らにそれがイーグルになることはプロでも難しい奇跡です。なお、イーグルは都合4
  回記録していますが、素人ゴルファーにとって通常一生に一度あるかないかのことで
  す。集中すると思いがけない力が出せるものだと感じています。勿論上手く行かずに
  失敗してしまった方が圧倒的に多いことは申すまでも有りません(笑)。

  ある時、傾斜があって難しいグリーンで定評のある三重カントリー湯ノ山コースでカ
  ップの左側8m程にオンしたときの話ですが、ボールの位置からは大幅に右へ傾斜し
  ており、カップを狙うためにはカップより左方向へ45度ぐらいで打ち出す必要があ
  り、又距離感も大変難しく、3パット必須と思われる位置関係でした。
  ぐっと気を引き締めて芝を睨みつけたときに、ふと気づくと左方向へ向かい途中から
  から右へ大きく湾曲した2本線の溝が見えているではありませんか、驚くと共に、
  「うん、これだ」と思いました。溝が見えているから後は距離感を大事に力加減だけ
  合わせて、溝からボールがこぼれ出ないように意識して転がしました。力が強すぎれ
  ば曲がらずに直進して溝から左へこぼれ、弱ければ右へ垂れ落ちます。40%ほどラ
  イン通りに進み、一番肝心なカーブの頂点をラインに沿って曲がり始めた時に思わず
  「入った~!」と声が出ました。
  他のメンバー3人は不思議そうな顔をしています。やがて「コローン」とカップに吸
  い込まれ、どうしてあそこで入ったと判るのかと、色々言われました。
  ボールの位置から見ればカップの左45度の方向へ転がしたボールが未だカップへ向
  かわないうちに入ったと判って声が出たといっても誰も信用しません。
  ラインが見えたと言っても「ふ~ん」で終わりでした(^▽^笑)。

これらの実体験から考えられることは人は通常科学的に解明されている能力とは別に更に数倍もあるような大きな潜在能力があり、特殊な状態に陥ったときや、意識的に集中したときなどにそれを発揮することが出来る人間が居るということです。すべての人が持っているものだと思いますが、その能力を使うことが出来る人は僅かだけに絞られるので、科学的な証明が無いだけなのです。
好きなパソコンにたとえることで解明できるような気がします。CPUの速さが突如数倍に切り替わるということでしょうか、昔から危機に際してはパニックになって正しく判断できない人が大半ですが、中には一気にアドレナリンが頭の中を駆け巡り、普段思いつかないような考えが出てきたり、力を出せたりする種類の人も沢山居ます。
今まで学んでいないことが実行できたという経験から、人の頭脳には生まれたときから沢山のデーターが埋め込まれていてそれを引き出して使える人がいると言うことだと感じています。
① 建国の英雄達 ②宗教の開祖 ③預言者・霊能者 ④ 手相見  ⑤ 占い師 などと並んで スーパープロフェッショナル と言えるような達人たちも、こうした潜在能力を引き出せる人だと思われます。

幸いというか、私自身がこうした経験を何度かしたので紹介した次第です。 ただし、パニックに陥ったような時や、特別難しい状況で集中した時などに限って起きたことで、わずか数度のことだけ。 常にその能力が引き出せたのなら、違った人生を歩んでいたのでしょうね。
  
マンダム
















































































































  1.中学校の1年のときに選ばれて野球の試合に出たときのことです。3年生のピッチャーの球が速くて全く目に見えません。2打席3振で3打席目だったのですが、負けるものかという気持ちを込めたら球が少しずつ見えるようになり、3球目ぐらいには目の前に球が止まっている様に見えたので思い切って引っぱたきました。ボールが半分ぐらいに潰れてバットが食い込んでいるのまで目に焼きついています。打球は大飛球となって、レフトの頭上を遥かに越えてワンバウンドでグラウンドの場外へと消えていきました。<BR>
  ついホームまで駆け込んだら、ワンバウンドでの場外だから3塁打だとしてサードまで戻されてしまった経緯があります。<BR>
  動体視力が一気に数倍になったとでも言いましょうか(^▽^笑)。<BR>
  錯覚では打てません、そこにボールがあったから思い切って叩けたのです。<BR>



























  1.中学校の1年のときに選ばれて野球の試合に出たときのことです。3年生のピッチャーの球が速くて全く目に見えません。2打席3振で3打席目だったのですが、負けるものかという気持ちを込めたら球が少しずつ見えるようになり、3球目ぐらいには目の前に球が止まっている様に見えたので思い切って引っぱたきました。ボールが半分ぐらいに潰れてバットが食い込んでいるのまで目に焼きついています。打球は大飛球となって、レフトの頭上を遥かに越えてワンバウンドでグラウンドの場外へと消えていきました。<BR>
  ついホームまで駆け込んだら、ワンバウンドでの場外だから3塁打だとしてサードまで戻されてしまった経緯があります。<BR>
  動体視力が一気に数倍になったとでも言いましょうか(^▽^笑)。<BR>
  錯覚では打てません、そこにボールがあったから思い切って叩けたのです。<BR>
  <BR>
  2.車の運転免許を取立てで、レンタカーを借りて友人3人を乗せて遠乗りに出かけた時の話です。昭和の41年~42年ごろ私が25歳ぐらいだったと思います。<BR>
  岡崎方面から名古屋へ向かって国道一号線を走っておりましたが、当時はまだ車は少なく80kmぐらいで飛ばしておりました。<BR>
  とある農道のような小さな交差する道路を左側から一台のタクシーが一号線へ接近しているのは確認していましたが、こちらが優先道路であり、当然いったん停止して私が通り過ぎてから侵入するものと思っていたところ、気が付かなかったのか10-20m位の目の前に飛び出してきて、そこで私に気づき加速して出て行けば未だ良しなのですが、急ブレーキを踏んで道をふさいだ形で停車してしまったのです。<BR>
  びっくりしました、目に前に障害物が飛び出して来て止まっていると言う現象に出くわしたのです。思わず急ブレーキを踏んで右へ少しハンドルを切ったのでしょうね、タイヤーがロックして後輪が左方向へ滑り出し、停車する以前に左側面から相手にぶつかってしまうという局面でした。




























  1.中学校の1年のときに選ばれて野球の試合に出たときのことです。3年生のピッチャーの球が速くて全く目に見えません。2打席3振で3打席目だったのですが、負けるものかという気持ちを込めたら球が少しずつ見えるようになり、3球目ぐらいには目の前に球が止まっている様に見えたので思い切って引っぱたきました。ボールが半分ぐらいに潰れてバットが食い込んでいるのまで目に焼きついています。打球は大飛球となって、レフトの頭上を遥かに越えてワンバウンドでグラウンドの場外へと消えていきました。<BR>
  ついホームまで駆け込んだら、ワンバウンドでの場外だから3塁打だとしてサードまで戻されてしまった経緯があります。<BR>
  動体視力が一気に数倍になったとでも言いましょうか(^▽^笑)。<BR>
  錯覚では打てません、そこにボールがあったから思い切って叩けたのです。<BR>
  <BR>
  2.車の運転免許を取立てで、レンタカーを借りて友人3人を乗せて遠乗りに出かけた時の話です。昭和の41年~42年ごろ私が25歳ぐらいだったと思います。<BR>
  岡崎方面から名古屋へ向かって国道一号線を走っておりましたが、当時はまだ車は少なく80kmぐらいで飛ばしておりました。<BR>
  とある農道のような小さな交差する道路を左側から一台のタクシーが一号線へ接近しているのは確認していましたが、こちらが優先道路であり、当然いったん停止して私が通り過ぎてから侵入するものと思っていたところ、気が付かなかったのか10-20m位の目の前に飛び出してきて、そこで私に気づき加速して出て行けば未だ良しなのですが、急ブレーキを踏んで道をふさいだ形で停車してしまったのです。<BR>
  びっくりしました、目に前に障害物が飛び出して来て止まっていると言う現象に出くわしたのです。思わず急ブレーキを踏んで右へ少しハンドルを切ったのでしょうね、タイヤーがロックして後輪が左方向へ滑り出し、停車する以前に左側面から相手にぶつかってしまうという局面でした。