ジャガイモの語源  🥘

ポテトのことをジャガイモと日本では言います。英語では potato と書きます。
トマトは英語では tomato と書きますので、母音の配列が全く同じなのです。
tomato がトマトなら potato はポタト の筈ですが、こちらはポテトと言う。トマトをトメトと言うのなら同じ発音ですが、実にいい加減なものです。実際の英語発音では タメィトゥ パティトゥ (に近い)ので同じ母音の発音なのです。
 ところでポテトのことをジャガイモといいますが、ジャガタラから伝わってきた芋だからジャガタラ芋だったのがジャガ芋に変化したようです。ではジャガタラとは??ですが、ジャガタラお春(歌謡)とか、最近出来たジャガタラというロックグループもあると聞く。ジャガタラという地名は 江戸時代に通商を行っていたオランダが当時植民地として 支配していたジャワ島のジャカルタのことですから、ジャカルタを聞き間違えてジャガタラになった様子です。ジャカルタの街だけではなく、ジャワ全体のことをジャガタラと言ったようですね。 ジャカルタが誤ってジャガタラになり、ジャガタラ芋からじゃが芋になったというお話でした。
 間違って聞き覚えた外来語には メリケン もある。アメリカンを聞き間違えた言葉で、横浜港をメリケン波止場と言い、小麦粉をメリケン粉と呼んだ時代もありました。明治以来あらゆるものが欧米から取り入れられて、翻訳語やカタカナ言葉がつけられたのですが、かなり間違った物も沢山流通しています。勝手につけた間違い訳語が訂正されずに使われているものの代表がアメリカ合衆国です。 United States of Americaは カリフォルニア州やテキサス州などの州が合体したアメリカ合州国であり、中国のような人民共和国と同じ意味合いの合衆国ではありませんよ。ま、ニッポン→ニチホン→ジツホン→ジッポン→ジッパン(Zipang)→ジャパンと言う流れの英語もあるから日本だけじゃないようですけど(~~♪。
 又オーストラリアのことを豪州と呼びますが、豪傑のゴウという読みがなぜオーストラリアの翻訳語に付けられたか? ゴーストラリアになってしまいますよね。
豪をオーと読むのは中国語読みです。
 ま、原則も基準も無く思い付きで付けた名前ばっかり、、、(笑)。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です