本態性振戦の治療 😞
手先が震えて文字が綺麗にかけないという症状が出たのは、15年ほど前からですが、その間知多市の病院には脳神経科が無かったので半田市の市立病院へ通い、各種検査の上で薬を出してもらって服用しました。効果がないので、薬の量を最終的に3倍ほどに増やしても効果がないのでいつしか通院をやめてしまいました。その後、食事の際にも箸が振るえてこぼしてしまうような不具合が酷くなってきたので、大府にある長寿研究センターの病院にかかりだしたのが1年ほどまえからです。
以前の治療歴が必要とのことで、半田市立病院にてカルテの内容をCDにコピーしたものを出してもらいました。85歳でしたが、「付き添いは?」「一人で?」「車を運転して?」と驚いた様子が見えました。高齢者をよほど常日頃見ている痴呆症の患者のようだと一括りで見ている様子には腹が立ちます。
そうして長寿研究センターへ通い始め、以前とは別の薬を調合してもらいました。最初だけ効きましたが、2日目からは効果がなくなり、その旨申し出ますと、愛知県でただ一軒だけ、専門の病院があり、高周波収束治療で脳内の一部を焼き切る治療ができると、紹介されて訪ねたのが共立病院です。
こちらで何度も検査をおこない、治療可能との診断で、名古屋大学病院への検査入院を事前に行い、その後に共立病院にて脳内外科処理を行うということが決まり、基本的には3日づつの入院が必要となりました。
CT検査やMRIを行ってから、名古屋大学病院の予約を受け取りました。次回からは名古屋の鶴舞公園脇にある名大病院へ2度ほど通院して、検査入院の手続きと入院検査の後、入院した。
3日間の検査入院で何度もMRI検査を繰り返して脳内の対象部位を検出することが出来たようで、その後の手術は共立病院で行うことになった。
検査だけを名大病院へ入院して行うことには何か違和感を感じるものがある。
脳内の外科処置なので責任の分担を2つの病院で分け合っているみたいだ。
結局、共立病院へ入院して手術となりますが、個室が余っているとのことで、無料で利用出来ることになったのが良かったw。24時間以内に頭髪を丸坊主にして剃刀で剃ってから入院しなさいとの指示があり、近所の床屋さんで頭髪を剃ってから出かける。前回通院の帰り道でみつけた土古の福ラーメンで昼食をしてから、入院する。久しぶりの福ラーメンが美味しかった。
入院翌日の脳外科処置については、頭に大きなヘッドギヤを固定して、冷却しつつ高周波戦を数か所か照射するものらたしく、そのヘッドギアを固定するために、ネジを頭骨ヘビス止するというもので、とても痛かった。MRI検査装置の上で、検査しながらたた高周波を何か所から一点へ向けて照射し、脳の一部を焼き殺すという。めちゃ寒かった記憶がある。4-5時間かかった様子。頭骨へ固定するためのビス打ちの跡が傷となってズキズキと痛む。翌日には退院えいるtの予定で各種の検査がありましたが、右手の震えは直っあている様子。なお、左手の震えは未処置とのことでした。
1週間後、1か月後と通院にて様子をみることになり、退院。文字を書くこと、箸を使うことなどの右手の震えはと治った様子。費用は高齢者10%負担なので6万円ほどでした。頭髪の原状復帰には数か月必要ですが一日1mm程度伸びるらしいので、2ヶ月ほどで元に戻ると期待している。
これで、肺がん治療、脊柱管狭窄手術(2度)、網膜剥離、脳外科手術と退職後の病院通いが起きて妻には世話をかけており、感謝しています。
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