居住分譲マンションの建て替え 🏤

自分達夫婦の住んでいる市内の分譲マンション団地に建て替えの希望者が多数となり、建て替え検討が進んでいます。
丁度築50年となり、13棟で400戸の団地が対象です。法的には居住者400戸の80%以上の賛成と、各棟ごとに60%以上の同意が必要とのことです。私も住み始めて50年となり、木造の一戸建てなら建て替え必須ですが、鉄筋コンクリートの区分所有のマンションですので、まだまだ住み続けるつもりでした。 年齢も進んでいるので、もう少し先送りしたいところですが、代替わりした若い人たちは建て替えに熱心です。と言っても、新規に建て替えたマンションに住みたいと言う希望は半数ほどで、団地全体を更地にして、街づくり企画をしている企業に一括売却をして土地代を取得するのが主目標。もう少し駅に近い便利な場所が望みと言うのは私も同じです。(駅から徒歩で15分という立地ですが、丘の高い部分の頂上にあり、災害には無縁で嬉しいのですが、車が無いと生活には不便です。)
市内の住宅用一等地に5階建て13棟の大きな区画を占める分譲住宅団地(画像参照)なので、再開発での区分所有資産(地所代金)としてはほぼ500万と言われています。


80代となり、あと10年も住めれば人生を全うできる年代なので新築は不要と考えているうえ、それなりにリフォームも繰り返していますので、今のままで十分なのですが管理組合の多数決で一括売却への道へ向かっています。
 反対をして少数派に組することになるよりは、同じような中古の分譲マンションを探して移住する道を探っています。移転しても売却せずに保持して置き、一括売却が成功したら分配金を受け取れる資格を残して置く道を採ろうと考えています。
2-3候補を見つけたので、移転先を検討しています。現在の住居より少しは新しく、造作も良いものを見つけたので、団地の一括売却の分配金の範囲で新たな中古マンションを購入して移転を計っています。勿論中古マンションを購入しての移転なので、それなりの固定資産の権利も付いており、クリーニング費用、多少のリフォーム費用、引っ越し費用や資産譲渡の経費などを含めて、現マンションの建て替え時償還費用(建て替えが決定するまでは保有したままにしておく。)でカバーできそうです。上手く成功すれば現住居の建て替え時償還費用の範囲で、より条件の良い中古マンションを購入出来て、資産価値も今以上に残ることになります。なんか話が旨すぎる気がしますねぇ(^^♪。
どこかに落とし穴があるかもしれません、よく考えてみなくてはいけません。

4月30日追記
本日仮契約を行い、家具類を取り払った後の空室渡しの条件で決めました。
現在のマンションより3年ほど築年度が新しく、部屋面積も2坪ほど大きく、リフォーム済みの5階建てマンションの2階の一室(占有面積=54㎡)を購入することにしました。500万円ほど必要になると思われますが、今後の一年ほどの間に現在持っているマンションの一括売却が決まれば多少のおつりが出る勘定になりますが、その間は2戸を保有した状況になります。
 7月1日以降の引き渡しとなる予定なので、室内のクリーニングとリフォームの手配、家具の新規購入、引っ越し、電気ガス、ネット回線等の契約変更と、忙しくなりそうです。
とりあえずは先住者と備え付け備品の廃棄か、移譲かの、相談が次の作業となりそうです。対象となるのはルームクーラー、給水ボイラー、キッチンのガスレンジ、カーテンや網戸などで、ソファーやベッド、家具類とキッチン用品などはすべて廃棄を依頼するつもりです。
 なお、相当期間は2戸保有者となるので、新住居が整備できれば必要家具などだけ移転を行い、断捨離の為の選別はゆっくりと選別し、保管庫として残して置くつもりです。

6月7日 追記
ここへきて新年度の管理組合理事長(1年任期)が今まで進めてきた建て替え計画を凍結するという方針を打ち出したという。すでにここ数年で調査等、多くの費用をかけて進めてきた建て替え推進計画を凍結すると言う、寝耳に水のような案件を打ち出してきました。
 建て替え推進派が強引すぎる手法で進めていることには賛同出来かねる部分はありますが、逆に2~30%という反対派が全体を取り仕切るという事態は許せません。今まで使ってきた推進計画に使った費用など全て組合員の積立金であり、全体の多数の賛成で進めてきた事業でもあり、その流れの下での転居計画でもあったのに、まさに突発事件発生。
 今まで積極的には関わってこなかったのですが、今回の案件は無視できません。多数の賛成で進めてきた建て替え計画に強引さと弱者切り捨ての精神が見えており、全面的には賛成できない部分がありましたが、逆に少数の反対派が多数を押し切ってしまって建て替え計画を廃止しようとする行動には、さらなる違和感と反感を感じます。いわゆるモンスタークレイマーが現れて、全体を牛耳るようなことは許せません。
6月19日に棟別の全員会議が持たれますので、この問題について思うところを述べるつもりです。

6月19日 追記
会議の席上で、新年度理事長から今まで進めてきた建て替えの推進を停止する提案がなされたので、思うところを述べました。
既に総会にて決議された案件を停止する権限は無いことと、予算も実行中であり、停止することは出来ないこと、役員人事も総会で決められた筈、総会決議を無視するならば人事案件も無効であり、理事長としての提案権も無いこと。すでに大規模修繕を20年見送っており、修繕積立金の徴収もやめている上は建て替え推進が全体の意向であることが明白だということ、などを主張して釘を刺して置きました。明白な事実なので、何らの返答も出来ず、ぼけ老人そのものというのが見えている。さぁて、いかがな対応をしてくるかな?? (^^♪。
 なお、引っ越し案件は月末までにも残金の振り込み、家の鍵の受け取り、登記の手続きなどを終えて、7月に入ったら部屋のリフォームを業者へ頼み、クリーニングを済ませてから引っ越しの予定です。7月中には引っ越しを完了したいもの。現在の住まいは手持ちのままとして建て替え時の配当待ちとします。

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