北京オリンピック(BEIJIN2020)🏆

オリンピックの話題でメディアが踊っています。日本では北京(ペキン)オリンピックですが、中国ではBEIJINとローマ字を振ります。発音もベイジンです。呼び方はさておき、
スキー、スケート、スノボー、ジャンプなどで日本選手の活躍が報じられており、ニュースなどで目にして喜んでいます。
 私自身も20代から30代にかけてスキーに熱中した時期があり、信州や飛騨方面に良く出かけました。又、伊吹山スキー場が最も近かったので何度も通ったものです。自動車運転も好きでしたので、マイカーでも乗鞍、御嶽、奥飛騨、志賀高原などへ出かけました。比較的近いところとして、伊吹山、湯の山、治部坂方面や、郡上、白鳥など中部のスキー場はすべて滑走した実績を持っています。
 当時の日本の冬季スポーツについての立場は国際競技に参加したばかりで、冬季オリンピックで入賞するのは難しく、ジャンプだけが僅かに入賞のチャンスがあっただけでした。
その後スケートやアルペン種目でも成績を出せるようになり、今回の北京ではかなり活躍しています。特にスケートでは羽生が期待されていましたが、今回は期待外れでした。しかし他の若手が台頭し、ジャンプでの金メダルを始めとしてアジア勢としては特筆の成績を出しています。もともとヨーロッパ勢がメダルを独占する中での日本勢の活躍は嬉しいものです。
 最初に行われたスキージャンプ競技のノーマルヒルで小林陵侑が金メダルを獲得し、続いてスノボーのハーフパイプでの平野歩夢も金メダルを取って素晴らしいスタートダッシュを見せました。
 特にトップ画像に置いた女子スケート陣営の活躍には目を見張るものがあり、オランダが伝統的に強豪として存在する中で、高木美帆選手が1,000Mで金、500Mで銀、1,500Mでも銀と活躍し、団体パシュートでも銀メダルと一人で4個のメダルを取る活躍は素晴らしく、女子スピードスケートの女王という姿を見せてくれました。フィギュアスケートでは羽生弓弦の失敗はありましたが、若手の鍵山選手が銀、宇野昌磨選手が銅と活躍し、年代層の入れ替わりが始まっています。一方でロシアのドーピング疑惑で話題に上がった15歳のワリエワ選手は転倒して失敗し、前回話題になった日本女子カーリング選手は、同じメンバーで再登場し前回の銅メダルから銀メダルへ進みました。日本では競技者も少なく、競技歴も短いこの種の競技でオリンピックで準優勝するのは大変なことで素晴らしい成果です。
その他、個人や団体競技でのメダル獲得が多く、日本は合計で18個のメダルを取りました。冬季オリンピックでは過去最高の記録だという。主催国の中国でさえメダル数15にとどまった中で、日本選手団はよく頑張ってくれました。
 中国はコロナ禍での中における開催で日本開催時と同じように苦労があったと思われ、開会式や閉会式の様子はデジタル技術の発展の様子が見受けられ、各設備・競技会場の施設の準備も国を挙げてという様子が見られました。
 一部メディアの報道では参加選手の外出が禁止され、市内見物もかなわず宿泊施設に閉じ込められたとする一部参加選手の不満が報道されるなど、行動制限があったようです。自らの国が発生源であるにもかかわらず外国から持ちこまれるのを防御している姿勢が見られますが、逆に中国人から来客の選手団への伝染を防御するためだとも言えます。
 ウクライナ危機も発生しており、ロシアと中国という2つの国が強大となって民主主義とは異なる政治形態のなかで、帝国主義的な政策を採っているのが、警戒されます。 

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