自分の妻を嫁と呼ぶ男 😆

ユーチューブなどネットで自分の妻を「嫁」と称する男が増えている現象について。
 とは本来、家単位の社会において、男の子が成人して婚姻する際に他家から妻として貰われて来た女性のことを親もしくは親族や外部の人が呼ぶ言葉です。 今日のように家中心の社会ではなく、夫婦中心の核家族が増えている現状では、同居する息子夫婦という状態は少なくなっていると思われますが、同居していなくても息子の妻の事を親もしくは親族が呼ぶ言葉として使われるの普通であり、嫁という漢字の持つ意味も「家へ貰われて来た女」を表した文字です。
 ところが昨今目立ってきたのが、自分の妻を自ら「嫁」と呼ぶ男が増えてきていることです。中には「嫁ちゃん」とよぶ男もいます。アホか! と馬鹿にしてしまいますね。
 子の居ない若い夫がこの言葉を使うのはまだ許せますが、子供が生まれたなら「父」になり、その妻は当然「母」の立場です。さらに熟年になり孫が生まれれば、「爺・婆」になりますが、これらの父や爺の年になった男性が自分の妻を嫁と呼ぶのはいかがなものかと思われます。関西のお笑い芸人がTVで話すのを真似て使っているらしい。 妻に逃げられて離婚した彼が使うのは良いのですが、言ってみれば自分を卑下している言葉です。
 子が成人して孫も生まれるような年代の男は既にの仲間入りしており、その男の妻はですよね、それを爺が自らと言う😖😖😖アホらしさに気が付いていない。爺には子がいますがその息子の妻のことを何と呼ぶのか聞いてみたいものです。(自分の嫁と息子の嫁と使い分けるのでしょうかねぇ。)
 婿・嫁・父・母・爺・婆など通常は当人(もしくはその配偶者)が指し示して使う言葉ではなく、本人以外の人が使う呼び方なのです。婿入りをした夫のことをその妻本人が婿と呼びますか? それと同じ呼び方をしていることになる。
 じゃ~何と呼ぶかについては、「妻」か、「家内」、すこしくだけた言い方で「女房」(にょうぼう、にょうぼ)、「上さん」(かみさん)や英語風に「ワイフ」などがあり、
滅びてしまった呼び方に「嬶ぁ」(かかぁ)という言い方もありました。他人が呼ぶ言葉としては「奥様」「奥さん」が普通で、親と息子が同居している2世帯住宅ならば息子の妻は「お嫁さん」でしょう。 いずれにせよ、夫が自らの妻のことを呼ぶ言葉として「嫁」はあり得ません。
 誰を相手にして話をするかにより、言い方は変わりますが、友達のように気が置けない相手なら「上さん」か「女房」、目上の人には「家内」、その他汎用語としては「妻」が正しい言葉です。
 TVで関西のお笑いタレントが使い始めた、お笑い言葉がくだけた場面で使わるのは結構ですが、何時しかそれが定着し、普通の会話においても自分の妻を嫁と呼ぶ言い方が定着してゆき、日本語がどんどん曲がっていってしまうことに危機感を感じます。
 可惜(あたら)が滅んでしまい、新(あらた)に取り替わってしまったのを始めとし、断然と全然の同一化や、世論(せろん)・与論(よろん)の混同など取り上げればきりがありません。それと、カタカナ言葉の氾濫にも違和感を覚えます。適正な日本語があるにも関わらず、カタカナ言葉に置き換えてしまったり、間違った使い方による英語もどきのカタカナ語はやめるべきです。
 正しい日本語を守ろうとする動きが出てきて当然だと思われますが、、、、、、日本人は馬鹿になってしまったのか、、、、、😪😪😪😪😪 。
それとも時代に合わせて進歩しているのか??????。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です