新型肺炎流行(3) 😷

コロナウイルスによる新型肺炎の流行はいよいよオーバーシュート(感染爆発)にも当たる状況まで拡大し、首都圏では一か月間の緊急事態が宣言されました。
 あくまで自粛要請にしかすぎませんので、果たして効果が出るのでしょうか? 昨年の場合は海外では強制的な外出制限がなされ、国内では自粛である程度の効果を見たことで日本人の自制心に誇りを感じていましたが、此処へ来てから感染爆発に近いような、一日8,000人に近い新規感染が発生しています。
 前回のような学校閉鎖や企業の休止も行われておらず、自粛要請だけでは全く効果が出ないような気がします。夜の会食・飲酒の制限を主眼としていますが、公共交通機関の利用停止や学級閉鎖、工場・会社事務所の一時閉鎖などを含めた外出制限が必要な気がします。ステイホームの厳守しか対策なしと思っていますが、果たして、、、、。

 なお、コロナウイルスに関わる言葉で、日本語の乱れが目立ちます。最たるものは、「緊急事態宣言の発出」とか「緊急事態宣言の発令」いう言葉が聞き苦しい。「緊急事態を宣言する」でよいものを、誰か最初に間違えたらそれが定着してしまっている。次いで「ソーシャルディスタンス」という言葉ですが、「ソーシャルディスタンシング」が正しい。間隔を空ける=ディスタンシングなのです。「密着するふれあいは避けよう」という意味なのです。わざわざ説明が必要なカタカナ英語はやめたいものです。
 明治維新に際し、あらゆる輸入品や文化に対して新たな漢字による翻訳語を付けた当時の先人に学ばねばなりません。 今風なら「電気」はエレキであり、「電話」はフォン、「自動車」はカー、「自転車」はチャリだったでしょうか?(^^♪。
中国語圏では自動車が「汽車」、鉄道車両(日本でいう汽車)は「火車」です。

言葉遣いはさておき、世界へ大迷惑をかけた中国は少しも「迷惑をかけて申し訳ない。」と謝罪コメントを出していませんが、許されないことです。コロナが収束したら大きなバッシングの声が広がることでしょう。受けた損害は金額に換算すれば恐ろしいほどの数字になるでしょう。

今年中に終息し、オリンピックも無事開催されることを願っています。


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