自動車メーカーの浮き沈み

私の人生と日本の自動車市場の成長がなぜか同じような歩みを進めてきたことに気が付き、一筆記憶を辿りながら想いを書き綴ってみます。
 昭和の55年頃世の中はトヨタのカローラと日産のサニーが販売を争いその上のクラスではコロナとブルーバード、更にはクラウンとセドリックがタクシー車両の争いにまで現れて評判となりました。その後イスズや日野自動車、マツダ、スズキ、ホンダ技研、三菱自動車、スバル自動車などが競争をくりひろげたものです。
 最初に乗用車生産から手を引きトラック生産へ集中したのは日野とイスズの2社。日野はルノーのコンテッサというフランスの乗用車を生産していました。いすゞはイギリスのヒルマンミンクスという乗用車で結構有名でした。当時はニッサンもイギリスのオースチンと言う乗用車の生産からスタートした筈です。外国車のライセンス生産から卒業した後は日産はダットサンブランドで小型車生産へ乗り出しトヨタとの競争へたどり着くことになるのです。
 戦時中の戦闘機生産で名を上げた三菱は三菱自動車として存続し、中島航空の方はスバル自動車として存続しています。川崎航空は軍需産業とバイク生産で活動しており、自動車生産には乗り出しておりません。
この2社はラリーなどの自動車レース分野で大きな足跡を残しましたが、大量生産、大量販売という今日の商業では勝ち組とは言えない状況下で努力し続けています。
 イスズと日野は最も早く乗用車から撤退して大型貨物車、および大型バス専用メーカーへ徹して成功した例として挙げても良いと考えられます。
イスズの場合は欧州車のライセンス生産をやめた後も独自ブランドでベレット、ベレル、117クーペなど素晴らしいアイデアを込めた乗用車を開発販売したので惜しむ声が大きいのもあり、残念です。
 しかし、日本では全く貨物車以外は見かけませんが、じつはタイの工場ではイスズのワゴン型乗用車や、ダブルキャビン型のトラックなどが乗用車として人気を博しており、日本以外のアジア諸国へも輸出されており、同じように三菱のワゴン型乗用トラックや ダブルキャビンの小型トラックが生産されてアジア諸国へ輸出されていて、日本では見られない日本ブランドの自動車がタイや台湾で見られるのが面白い。
 日本では、小型車流行りで、軽自動車が大量に売れているのが現状ですが、私が海外旅行先で見る風景は日本のようなコンパクト車は未だ導入されてなく、タイではカローラが最小のクラスに当たり、タクシーもカローラクラスか、ウイッシュのようなワゴン型になります。会社用の黒塗りの高級車がカムリですが、台湾ではタクシーがカムリと一段高いくなっているのが面白いです。コンパクト車はどちらも無い代わりにバイクがメチャ多い事は同じですが、不思議な事に台湾では全部がスクーター型でタイのようなオートバイ式は見かけませんでした。警察の白バイもスクーター式でした。
いずれにせよ日本では貨物車専用のイスズが乗用としてアジア諸国で結構人気があって街中を走っていることにびっくりします。また三菱も日本では売っていない小型乗用トラックをアジア諸国向けに発売しており、タイや台湾では結構目にするので珍しいことですと感じると共に、アジア諸国ではイスズと三菱ブランドが強い人気があることを伺わせます。

9日間ほど台北旅行をしてきたのですが、コンパクトカーは皆無で、デカい車ばかり、中国人の性格が良く出ています(笑)、最低がカローラクラスでした。なお、見出し画像のアクアは現在私の愛車として届いたばかりの新車です。ヤリスハイブリッドからの買い替えですが、ずいぶん静かになり、自動ブレーキの採用により運転では使いやすくなった半面、メーターやナビなどの操作面では変化した点が多く、慣れるまでは時間がかかりそうです。
 なお、販売店の売ってやるという姿勢にも反発を感じますが、トヨタ以上の車が無いのが実態では、、、、、いつか、、、ダメにならなければ良いがと、、、日産、ホンダと人気をリードした自動車メーカーがどうなったか? 静かに頑張っている マツダ、スズキなどもいることだし。